昨年の10月から月イチでオンラインの勉強会の講師をしています。
東日本瓊玉会という特約店の会で、今一度、中医学の基礎を勉強し直していこうという趣旨の下、会の中ではおそらくかなり若手であります私に白羽の矢が立ったわけでありまして。
おそらく、オンラインも抵抗なく、基礎の勉強をした記憶も遠くないということで選ばれたのでしょう(笑)
昨夜は、このシリーズの3回目でした。
臓腑の生理・病理を腎、心とやってきて、今回は肝。
個人的には、腎や心に比べて、肝はバラエティに富んだ病理があり、飽きずに話せるなと思いました。
気の流れの停滞(肝気鬱結)、炎上(肝火上炎)、血の不足(肝血虚)、陰と陽のバランス失調(肝陽上亢)、風が吹く(肝風内動)、経絡に寒邪(寒滞肝脈)、経絡に湿熱邪(肝胆湿熱)、他臓腑への波及(肝気横逆)といろいろあります。
基礎を勉強する上では、楽しいことが大事です。
個人的には基礎自体はそれほど楽しいわけではなく、教科書には単調に書かれているだけですので、勉強会などでやる時は、できるだけ楽しくやろうと心がけています。
来月は4回目で「肺」です。
まだまだオンラインなのでしょうね。